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入所のご挨拶 (青木)

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皆様はじめまして。一年間の司法修習を経て、本年1月から弁護士法人創知法律事務所大阪オフィスで執務しております、青木良和と申します。

まだまだ若輩者ではありますが、個人法人を問わずお客様に「青木のところへ行けばなんとかなる」と思っていただけるような弁護士となるべく、日々精進してまいります。ご指導とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

さて、これだけで終わってしまっては少しさみしいので、ここからは少し砕けたテーマ、私の数ある趣味の中の一つである「ゲーム」についての話題で、私について知っていただきたいと思います。

昨今「eスポーツ」という言葉を耳にする機会が多くなったのではないでしょうか。2018年の「『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン新語・流行語大賞」でも、トップテンに「eスポーツ」が選ばれました。「eスポーツ」とは「エレクトリック・スポーツ」の略で、一般社団法人eスポーツ連合によれば、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称、であるとのことです。ようは、競技性のあるテレビゲームをスポーツとして捉えて、「eスポーツ」と呼んでいるということです。

たかがゲームではないか、と思われるかもしれませんが、この「eスポーツ」は近年、大きな盛り上がりをみせています。たとえば、昨年インドネシアで開催された「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」では、デモンストレーション種目としてではありますが、eスポーツ種目が採用されました。2022年大会では、正式なメダル種目としての採用も検討されています。

日本国内でも、2018年に一般社団法人日本eスポーツ連合が設立され、一部タイトルに限定されてこそいるものの、プロライセンスが発行されています。また、同年に吉本興業が芸能事務所初となるプロeスポーツチームとして、「YOSHIMOTO Gaming」を立ち上げるとともに、ゲーム業界に本格的に参入するため、子会社として「株式会社よしもとゲームスタジオ」 を設立しました。さらに、同年に行われた、国産DCG(デジタルカードゲーム)タイトル「シャドウバース」の世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2018」では日本人選手が優勝し、優勝賞金100万ドルを手にしました。今年の茨城国体では「eスポーツ」の都道府県対抗開会の開催が決まっており、東京都は今年に入って「eスポーツ」の振興のため、2019年度に「東京都知事杯 eスポーツ競技大会(仮称)」の開催を決め、大会経費の一部として19年度予算案に5千万円を盛り込んでいます。

このように国内でも盛り上がりをみせている「eスポーツ」ですが、その市場規模や、プレイヤーの収入、社会的認知度等の点から、日本は「eスポーツ」の後進国だと言われています。海外では数年前から賞金総額が億を超える大会も開催されており、億を超える年収を得るプロゲーマーも存在します。近頃、なにかと日本が世界に後れを取っているのではないかと感じさせられる中、日本がゲームでも後進国となってしまっているのは、少しさみしく感じます。「eスポーツ」を盛り上げるには、自身がゲームをプレイし、観戦することが一番だとは思いますが、私はせっかく弁護士資格を有していますので、法的な部分で「eスポーツ」に貢献したいと考えています。たとえば、日本で高額賞金付きの大会を開催しようとすれば、刑法(賭博罪)、風営法、景表法との抵触について検討する必要がありますし、日本ではまだまだプロゲーマーという職業は新しい職業ですから、プロゲーマーの契約についてどのような内容で契約を締結すべきか、という点についても専門家の検討が必要になるでしょう。さらに、「eスポーツ」では日本のチームや選手が海外で開催される世界大会に頻繁に参加致します。そこでの契約内容やトラブル対処については、渉外分野を扱う弁護士が力になれると考えています。

法曹養成制度改革により弁護士人口が拡大し、様々な分野において弁護士による法的サービスの提供が期待されています。私自身、勉強を続けながら様々な分野で弁護士として社会に貢献したいと考えております。その中の一つとして、日本における「eスポーツ」の発展にも弁護士として貢献できればと思います。

もちろん、当然ながらゲームや「eスポーツ」のことばかり考えているわけではございません。冒頭で申し上げましたように、個人法人問わず、様々な場面でお客様のお役に立てるよう自己研鑽に励みたいと思います。

皆様どうぞよろしくお願い致します。