弁護士法人創知法律事務所(以下「創知」といいます。)は、例年2月頃、日本各地で、事務所合宿を開催しています(第1回(2018年)函館、第2回(2019年)道後温泉、第3回(2020年)秋保温泉、(コロナ中断を挟み)、第4回(2023年)熱海温泉、第5回(2024年)霧島温泉)。
今年も、2月7日(金)から9日(日)にかけて、富山県の宇奈月温泉にて、第6回事務所合宿を開催しました。
法律家には馴染み深い、大審院が初めて「権利ノ濫用」の用語を用いた宇奈月温泉事件大審院判決(大審院昭和10年10月5日判決)の舞台となった、「あの宇奈月温泉」です。
2日目には、恒例の勉強会を行い、各弁護士・スタッフが、以下のとおり、発表を行いました。
アソシエイト 日本の最新裁判例・法令の紹介
パートナー 事務所経営、交渉術、弁護士倫理、日本製鉄・USスチールの違約金条項に関する検討
外国法事務弁護士 中華人民共和国の「生成型人工知能サービス利用暫定弁法」、「国内企業海外証券発行及び上場管理試行弁法」の紹介
各弁護士は、日々の業務やそれぞれが所属する委員会や研究会などで日々研鑽を積んでいますが、その成果を事務所全体でも共有することができ、事務所全体のレベルアップ・底上げを図ることができました。
【勉強会の一コマ】
また、今回の合宿は、最強寒波の影響で、新千歳から富山までの便が欠航となるなど交通の便に不安が生じたため、札幌オフィスの弁護士や外国法事務弁護士たちが、宇奈月温泉入りを断念せざるを得ない事態となりました。
そのため、16名全員が宇奈月温泉で顔を合わせ交流することができず、残念ではあったのですが、勉強会はリアルとwebの併用で開催することでほぼ全員が参加でき、また、リアルに参加した8名は、来れなかった8名の分も温泉、料理を楽しみ、無事、2025年も事務所合宿をやり遂げることができました。
【2日目の花火(宇奈月温泉 雪上花火大会)】
今回は悪天候のため、全員参加ができないなかでの開催となりました。Web会議やSNS等で日頃から3拠点の弁護士・スタッフは、綿密に連携して、支障なく日々の業務を遂行しているのですが、やはり会って同じ時間を過ごすことが何より重要であると実感した次第です。
そして、それは創知とお客様との関係にも当てはまるものだと思います。勿論、web会議やSNS等によるコミュニケーションも便利かつ有用で、うまく使っていきたいのですが、それだけに頼るのではなく、(たとえ双方に若干の手間がかかるとしても)実際にお会いして、お客様の悩み、不安、孤独に寄り添い、問題解決にあたる軍師でありたいと考えています。
来年こそは、全員がリアルに揃っての事務所合宿を開催したいと思います(了)。