２０１８年２月２日（金）から同４日（日）まで、函館湯の川プリンスホテル渚亭にて、当法人の全弁護士らで、民法改正勉強会合宿を行いました。当法人初の全体合宿です。
昨年成立し、２０２０年４月１日から施行（しこう）される改正民法ですが、それぞれフォローし、書籍など当たってはいたものの、やはり具体的な事例・実務を想定し、各自の経験をもとにして議論を深めることが重要であると感じさせられた合宿でした。
金曜日の夜頃までに概ね函館入りし、翌日土曜日に１日かけて全改正範囲についてそれぞれ発表者を定め、その内容をもとにして議論を派生させていきました。
司法試験受験時代には日常だった勉強会、久しぶりにやってみるとむしろ時間が足りないくらい盛り上がりました。
１日かけた勉強会が久しぶりで、その疲れで口内炎が二つもできたと主張する者もあり。
理論的にはそれほど難しくはないのでしょうが、もっとも議論が盛り上がったのは時効でした。時効がぎりぎりの事案で一体何をすべきなのか。実務家らしい議論になりました。
当法人は東京・大阪・札幌と３拠点あり、それぞれが個別に会うことはあっても、なかなか全員が一同に会する機会がないため、今後も少なくとも１年に一度は、このような勉強会兼合宿を行っていくことを約し、第１回合宿は終了しました。
全体のレベルを保つためにも、法人としての結束を固めるためにも、良い合宿となりました。
