弁護士法人創知法律事務所(以下「創知」といいます。)では、創知の顧問先企業の経営者様に限定して、顧問先同士と創知の弁護士が交流する研修交流会を企画しています。
3回目となります今年は、広島市にて、10月25日(金)から26日(土)の2日間に亘り開催いたしました。
今回は、顧問先8社11名にご参加いただき、充実した研修と交流の機会を持てるように企画しましたが、その中でも、核軍縮・安全保障などをご専門とされる戸崎洋史先生(広島大学平和センター)をお招きしての「戦略的競争下の北東アジアにおける核リスクと日本の安全保障」と題する研修会を開催したことを少し紹介させて下さい。
普段のビジネスの中で、平和や安全保障を意識する場面はそう多くはありません。しかし、2022年にはロシアーウクライナ戦争が勃発し、日本、世界のビジネスに大きな影響を与え、現在も終結の兆しを見せません。そして「ロシアーウクライナ」と同様の構図、リスクは、北東アジアにおいても存在するように見えます。特に、創知の顧客の中には、中国などアジアでビジネスを行う企業が少なくなく、習近平政権三期目・台湾の民進党政権の中で、中台関係に対する不安がないとは言えません。今回、研修交流会を広島で開催するということもあり、核軍縮や安全保障をご専門とする広島大学平和センターの戸崎先生をお招きすることとしました。
戸崎先生には、米中関係、日中関係、中台関係を中心に、日本の安全保障について深い洞察と示唆に富むご講演をいただき、参加者からも、質疑応答が尽きることなく、大変活況な研修会となりました。
創知は、顧問先経営者の軍師として、経営者の、いわば「孤独」に寄り添うことを旨としています。普段のリーガルサービスは勿論ですが、今後も、顧問先の皆様にとって広く有益だと思われる企画を様々開催したいと思います。
なお、余談ですが、ご参加頂いた皆様には、広島出身・藤本一郎弁護士謹製の「平和公園マップ」と「お好み焼き屋マップ」も頒布されたことをご報告します。
引き続きのご支援ご指導をどうぞよろしくお願いいたします。(了)