藤本です。
いま香港国際空港で帰国する飛行機を待っています。さきほど、香港の”Ceremonial Opening of the Legal Year in Hong Kong 2018″(香港2018年法律年度開啟)に招かれたので参加してきました。
このイベントは、要するに新年会なのですが、香港法律界の4トップ(最高裁(最終法院)長官、司法長官(律政司司長)、大律師(バリスター)公会主席、律師(ソリシター)会会長)がそれぞれの立場から2017年を振り返って演説をするので、マスコミも注目するなかなかインパクトのあるイベントです。
大律師公会主席は、主として香港の「一国二制度」における司法の独立が脅かされる可能性のある事象について警鐘を鳴らすような演説をし、迫力があります。全員が、立場は違えどRule of Lawに言及し、司法の独立を「不断の努力」で維持していこう、それを内外に示そうとしている点に、感銘を受けました。
写真は、その後の夕食会で、大律師公会の林定國主席と律師会の会長の蘇紹律師と一緒に撮ったものです・・・。香港の律師(ソリシター)や大律師(バリスター)さんとは知り合いも増えてきました。